勝間和代さんとついったー
彼女が先月からついったーTwitterをはじめた。立て続けに三件記事を投稿しているが、フォロアーが急激に増えて大変感激しているという。「どのように自分が出ている新聞、テレビ、雑誌のようなマスメディアと連動させるのか、ブログやメルマガとの使い分けをどうするのかなどについては勉強途中」、さらには「どのように育てていくのか」などと興奮気味に書いている。
- 気軽につながるTwitterを使って情報収集力を高めよう!、日経ビジネスアソシエ
- 「緩やかなつながり、「Twitter」のすすめ、毎日新聞
- 「Twitter」が日本でブレークするための条件、日経新聞
これはちょっと過剰反応ではないかと思った。いまごろ何をいっているのかという気もするし、「育てるのを考える」のは彼女ではなく、Jack DorseyでありTwitter, Incの経営幹部たちであろう。たしかにTwitterのビジネスモデルはまだ確立されておらず収益源が不明で赤字が続いている。それは投資家が納得の上でやっていることだし、シンプルな使用感をユーザに提供しようとするTwitterの理念から見苦しい広告をしないという方針の結果であろう。アメリカではFacebook、日本ではMixiが類似のサービスを一年前から提供しているので競争も厳しくなっている。
彼女が感激したのは数日の間にクチコミで広がって多数の人とのつながりができたからだというが、それは商業的メディアで活躍する有名人だからであって、一般の人の情況とはまったく違う。自分の周辺で起きたことだけを見て、Twitterはこうだという断定的な認識をするのは誤っている。
日常的に「ついったー」を使って思ったことをつぶやき、愚痴を言ったり、仕事のメモを取ったり、ともだちと緩やかなチャットをしたりして楽しんでいる人がたくさんいる。有名人がTwitterに登場したときの特殊な状況だけをみて判断するのはおかしい。いらぬ誤解を招くことになるだろう。
※Bloggerの開発で著名なPyraLab創業者Evan Williamsが、Obviousを創業しOdeo, Twitterをはじめたが2007年4月からはTwitterに専念するようになった。OdeoはSonicMountain, Incに売却された。EvはGoogleを辞め、2007年5月にTwitter,Incが設立され、以後JackがTwitterを率いている。
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